今回は近所のドラッグストアの折込チラシ再開についてです。
入ってますね・・・平日の午前としては久しぶりの賑わいでしょう。
入り口には、のぼりを出しセール開催をアピールしています。お客さんの多くは
チラシから抜粋したと思われる買い物メモを持っていますし、店内は「広告の
品」POPも設置され、見やすい突き出しでセール品の陳列を行っています。
レジ待には行列ができていますが、少額会計が多いため時間はかかっていません
・・・と、コロナ前の世界が広がっています。
しかしながらこれは、コロナ前まで抱えていた小売業広告の問題が何も解決され
ていないことを表わしているのです。
例えば
・今日集客した多くがバーゲンハンターで広告の品以外は買っていない。
・今日の朝に来れない高額購入者の常連客が広告の品を買えない。
・折込チラシの費用対効果が不明。
・機動性のない折込チラシでは、今顧客が欲しがっているマスクや手洗い洗剤な
どの情報の掲載ができていない。
・コロナ第二波に対応できない折込チラシ集客の再利用
今、多くの企業でコロナ後の新たなビジネスへと転換を急いでいます。小売業も
その中の一つですが、この企業はコロナ前に戻ることを選んだのでしょうか、コ
ロナ前と全く同じ集客で同じビジネスを始めました。同じ問題を抱えたままで。
コロナ第二波に襲われた時、この企業は今回と同じように自粛を行うのでしょう
か。
競合が第二波対策を行った新た集客方法を展開する中、一人指をくわえて客の流
出と売上げ減少を眺めことにを良しとするのでしょうか。
その時に慌てても時既に遅しで、同じ轍を踏まなかった競合に一掃されることに
なると思います。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、コロナ前の集客とビジネスに戻る
ことは完全に負け組の発想であることを忘れてはいけません。
今だからこそ、安価×ダイレクト×高い機動生×効果測定×ロイヤルカスタマ
ー重視の集客方法に転換し、今までの折込チラシによる集客のデメリットを解決
しコロナ第二波にも対応していきましょう。